ギタリスト 松岡 滋のページ

Il est ne, le Divin Enfant。

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以前のエントリーでお知らせしました通り、
9月13日の日曜日に
京都・木津川台のArte Nuovaでサロンコンサートを開きます。

今回はアメリカの作曲家の作品を取り上げるのですが、
その中のひとつに
ロバート・ビーザーがフルートとギターのためにアレンジした、
「Il est ne, le Divin Enfant」があります。

この曲には少し思い入れがあります。





もう10数年前。その頃好きで聴いていた
エリオット・フィスクが録音したCD
「Mountain Songs」
の最後に収録されていたのがこの曲。


それはそれは美しい編曲で
一発で虜になった僕は次の日に楽譜を購入。
いつか演奏したい、と思っていました。


ちょうどその頃、日本フルート協会の常任理事を務めていらっしゃった
K先生と一緒に演奏させて頂いた折、
「こんな素敵な曲があるんです!」という僕に
「じゃあ次に一緒に演奏する時は必ず演りましょう。」
とK先生は答えてくださいました。


なのですがその後、ほどなくしてK先生は他界され
その約束は実現しませんでした。


ずっと心のどこかに在ったこの曲。
なかなか弾く機会がなかったのですが
今回のアメリカンプログラムで、ついに演奏します。


そんなわけで練習を始めたのですが、
これがエライ難しい・・・・・ Σ( ̄□ ̄;)。
先に挙げた「Mountain Songs」もそうなのですが
ギターパート、相当練習しないと弾けません。


というか、これ楽譜通り弾こうと思ったら
人差し指の長さ、30センチは要るし・・・・・ (T∇T) 。


でも練習する価値十分の素晴らしい編曲です。


元曲はフランスのクリスマスキャロル。

「神の御子が産まれた 。
楽器を鳴らし、小笛を響かせろ。
皆でキリストの降誕をたたえよう 。」

こんな内容の曲です。

メロディはこんなの↓。




フルートとギターのために
ビーザーがどんな編曲をしたのか、
是非聴きにいらしてください(^ω^)。
by sgr-m | 2009-09-08 22:48 | スケジュール

ギター弾きの日常はかくありき。
by sgr-m
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松岡 滋ライブ情報

♪2018年♪

9月24日(月・祝)14時開演
「味鳥ギターコンサート<なかのかつき氏を迎えて>」
会場:
焼き鳥味鳥(南海高野線「堺東」駅下車徒歩7分)
¥1500
出演:
なかのかつき(Vo.Gt.RAKUGO)、松岡滋(Gt.)


10月19日(金)19時開演
「かささぎ兄弟FANAライブVol.33」
会場:
FANA大阪店(近鉄電車「大阪上本町」駅徒歩7分)
¥2000
出演:
松岡滋(Gt.)岩崎慎一(Gt.)

11月18日(日)14時30分開演
「リオリコギターアンサンブル第5回定期演奏会<松岡滋作曲作品展>」
会場:
渋谷区文化総合センター大和田「伝承ホール」
¥2000
出演:
松岡滋(Gt.)岩崎慎一(Gt.)富川勝智(Gt.)尾野桂子(Gt.)くあとろ・ぱろす(Gt.)リオリコギターアンサンブル(Gt.)田中幾子(Vn.)大坊夏海(Fl.)


12月22日(土)15時開演
「OSAKAギターカルテット・ギター四重奏の魅力」
会場:
ヤマハミュージック大阪なんば店2Fサロン(地下鉄四つ橋線「四ツ橋」駅徒歩3分)
¥3000(前売り)¥3500(当日)
出演:
松岡 滋、山田直樹、岩崎慎一、濱田圭(以上、Gt.)

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イラスト:まるめな